ハローワークに求人を出しているIT企業は結構ありますが、基本的にハローワークには条件の良い求人は存在しないと思っています。
というかハローワークに求人を出しているIT企業は、ブラックが多いです。
ちなみに私が新卒一年目に入ったブラック企業も、ハローワークや人材銀行によく求職者を探しに行っていたのを覚えています。
⇒【体験談】IT業界で超有名ブラック企業に新卒で入社した結果・・・
この記事では、「ハローワークに良い求人が存在しない理由」と、「何を使って転職活動をすればいいか?」の2点をお伝えしていきます。
目次【クリックして移動できます】
大手でハローワークを使っている企業はない
IT業界の大手、例えばNTTデータや富士通、日立等の会社は、ハローワークは使ってません。
もちろんそれらの会社の子会社も、ハローワークは使ってません。
では大手の優良IT企業がどうやって採用活動を行っているかと言うと、転職サイトや転職エージェントを使っています。
何故かと言うと、ハローワークには以下の欠点があるためです。
1.基本的に現在無職の人向けの求人紹介の場なので、優秀な人が少ない
2.求人に年齢制限や経験制限をつけられないため、多くの人の書類選考をしなければならない
3.企業側も無料サービスなため、その分良い人材を探すのに苦労する
簡単に言うと、ハローワークは無料で利用出来る分、優秀な人は見つけにくいってことです。
ハローワークを使っている会社の多くは、採用活動に費用をあまりかけたくない会社なのです。
なので割合として、中小企業、零細企業、ブラック企業が多くなります。
SEの転職者は、どうやって転職活動を進めるべきか?
SEで転職活動を行おうとしている人は、まずハローワークはやめたほうがいいです。
ハローワークは良い求人が少ないです。
地元密着の零細企業や、大量採用大量使い捨ての特定派遣企業とかは見つかると思いますが、長期的な人生プランを考えるとオススメしないです。(給料少ないですし会社の安定性も低い)
ちなみにIT業界の大手ホワイト企業は新卒採用以外はあまりしないイメージがあるかもしれませんが、実は中途採用活動も結構やってます。
しかも今ITバブルが到来しており超人手不足の状況になっているため、リーマンショック時の就職氷河期時代と比べると、かなり転職有利な時代になっています。
⇒IT業界が売り手市場なのは本当?SEが転職したほうがいい理由!
そしてそういったホワイト企業がどのような方法で中途採用活動を行っているかというと、大きく分けると以下の2パターンです。
1.大手転職サイトに求人情報を掲載する
大手のリクルートが運営しているリクナビNEXT等の転職サイトに求人情報を掲載し、募集を行っています。
ちなみに転職サイトへ求人情報を掲載するための掲載料は、50~70万円くらい必要になると言われています。
それだけ会社も本気度が高く人材を募集しているということです。
<ホワイト企業の求人例>
上記のように、30歳年収700万円が期待出来る大手の企業も募集を行っています。
名前は伏せますが、この企業は「IT業界就職偏差値ランキング」でBランクに位置している企業です。
そして求人サイトは多くの人が閲覧しますし、条件の良い求人であれば応募が殺到します。
その中で企業は良い人材を確保していくのですね。
⇒転職活動を開始すると決めたら、まず始めに転職サイトに登録しよう
2.転職エージェントを利用する
2つ目の方法が、【リクルートエージェント】等の転職エージェントを利用する方法です。
転職サイトを利用する方法と比較して転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。
・転職者への転職活動アドバイス(応募書類の添削等も含む)
・転職者の希望に合った求人を紹介
・面接の日程調整
・転職者への面接対策
・転職者の強みを企業へアピール
・転職者の希望条件を代理で交渉
詳しくは「転職エージェントとは?登録方法と利用するメリット」を参照ください
まとめ
ハローワークには基本的に良い求人は少ないです。(もちろん少数のホワイト会社の求人も存在するが、嘘求人も多いため探すのが難しい)
なので、転職して給料を上げたい、休みを増やしたいと思っているSEの人は転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動を進めていくことをオススメします。
ちなみに新卒で超ブラック企業に就職した私は、過去2回転職して現在はホワイト企業に勤務しています。
その時に使ったツールも上記の2点です。
IT業界では転職するごとに待遇は上がっていくことが多いです。
転職市場で需要の高い若いうち(35歳くらいまで)に、ぜひ優良企業への転職を成功させてくださいね。