面接では想定される質問に対して、あらかじめ回答を用意しておくのが基本です。
しかし皆さんは面接時の回答方法について、「暗記」と「キーワード覚え」どちらで覚えていますか?
結論から言うと、面接時の回答はキーワード覚えの方が上手くいきやすいです。
この記事ではキーワード覚えのほうが上手くいきやすい理由と、やり方についてお伝えします。
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暗記覚えのリスク
はじめに、暗記覚えをする場合のリスクについてお伝えします。
こんな経験はありませんか?
Q.あなたの自己紹介をしてください
の回答として、
A.「てんすけと申します。本日はお時間を頂きありがとうございます。私は20XX年に○○大学を卒業しました。その後、A株式会社という会社に入社し、約3年間金融機関向けのネットワークの提案・構築業務を経験しました。その後現在のB社へ入社し、約3年間製造業向けネットワークの提案・構築業務をメインの業務として携わっております。私のPRポイントとしては2点あります。まず1つ目はスキル面になります。インフラ導入経験6年があり、提案段階からサービスの導入・運用までトータルで経験しております。そのため提案書作成、顧客折衝、スケジュール管理、詳細設計、トラブル対応等、インフラで必要な業務は
すべて対応することが可能です。次に2つ目のPRポイントは・・・・(以降省略)」
のように、定番の質問に対する回答を丸々暗記して面接に臨んだとします。
そして実際に面接で同じ質問が来た時、暗記した内容をそのまま声に出そうとします。
すると、暗記した内容のある一節だけド忘れして、次の文章が続かなくなり、頭が真っ白になりフリーズ。というパターンです。
実は私はこれ何回か経験ありますw
暗記した内容をそのまま喋る場合、暗記途中のどこかの文章や単語が出てこなかった場合、修正が効かなくなります。
また、暗記した文章を読むとどうしても早口になってしまうし、暗記した文章読んでる感が凄い出ます。
なので暗記に成功した場合だとしても、良い印象を与えないのです。
キーワード覚えのメリット
キーワード覚えというのは、あらかじめ質問に対する回答を考えておくという意味では暗記覚えと同じなのですが、
回答内容を暗記するのではなくキーワードで覚えるということです。
例えば先ほどの例でいくと、
「名前、大学、会社経験、自己PR2点」
みたいな感じで話す流れだけ覚えておきます。あとは実際に自分が経験したことなので、自分の記憶から辿って説明する、ということです。
この方法を使うメリットは、
文章の流れがおかしくなりにくい
ド忘れしてフリーズするリスクがかなり低くなる
ちゃんと考えて喋ってる感が出る
の3点です。
キーワード覚えの方法
さて、キーワード覚えのやり方ですが、まず暗記覚えと同じくあらかじめ想定される質問に対する回答を考えます。
次にその回答の流れに沿って3~4キーワードくらいだけ覚えておきます。
そして面接前に家で事前練習を行います。
練習の方法は、質問内容だけ書いた紙を作り、質問内容に沿って頭で考えて回答するというものです。
その際、あらかじめ作成しておいた回答内容と多少ズレていたとしても、流れさえ合ってればOKとすることです。
その方法で事前に問題なく喋ることが出来ていれば、本番も割りとしっかり回答できることが多いです。
まとめ
面接が苦手な人は、暗記覚えを行っている人が多いのではないでしょうか?
人によると思いますが、私は暗記覚えは苦手です。
暗記覚えで結果が出ていない人は、是非キーワード覚えの方法を試してみてはいかがでしょうか?
きっと暗記覚えよりうまく喋ることが出来るようになった人もいるはずです。
以上、この記事が面接突破の参考になりましたら嬉しいです。