職場を選ぶ時の基準は、多くの人は「年収が高いか」、「福利厚生は手厚いか」、「休みが多いか」、「安定している会社か」等で選ぶことが多いと思います。
しかし、面接の場でそういった理由を言うと、まず不採用となります。
私は当時、

とか思ってこの面接の常識に対して不満を持っていました。
しかし最近になって面接についての本質的な理解を改めました。
結論として面接は茶番であり、茶番だと分かった上でいかに普通の人間になりきれるかの演技の場なのです。
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融通が利かない人は面接に通らない
まず事実として、融通が利かない人は面接を通過することはありません。
「志望理由を教えてください」という質問をされた時、

とバカ正直に答えると即不採用になります。
そのため面接の常識に沿って、

という感じで優等生な回答をすることが求められます。
企業側からすると、リスクのある人は取りたくない
企業の人事担当者からすると、リスクある人って取りたくないんですよね。
例えば、
1.めちゃくちゃ頭よさそうだけどちょっと変わってる人
2.普通っぽい人で面接の感じも無難な人
だと、2.の人が面接ではウケが良かったりします。
何故なら「優秀そうだけどリスクのある人」を採用して、
もし入社後に問題なんかを起こされたりすると、採用した人事担当者が責任を問われるからです。
人事担当者目線から採用したい応募者というのは、
問題を起こしそうにない常識人で、
コミュニケーションが普通に出来て
頭も悪くない無難な人
みたいな人です。
やっぱりサラリーマンですから、個人で飛びぬけて優秀な人より組織に順応できる無難な人が求められるわけですね。
面接で正直な回答しちゃう人はリスクのある人だとみなされる
先ほど説明したとおり、人事担当者が欲しいのは正直な人ではなく常識に沿った行動のできる人です。
その意味で、面接の場で正直に

なんて言っちゃう人は面接の常識を分かっていない人であり、リスクの高い人です。
なので面接の場では面接という場にふさわしい回答をする必要があります。
茶番だという前提の元、面接に挑む
なので面接というものは茶番です。
ただ、我々就職者・転職者は茶番だという前提の元、茶番なことは百も承知で面接で臨まなければいけません。
嘘が嫌いだという人もいると思います。
正直な回答が出来ずにもどかしい人もいると思います。
ただ面接という場は人と人とのコミュニケーションではなく、茶番なのでそういった誠実な気持ちは捨てましょう。
自分をいかにまともな人間に見せるか?の場ですから、自分の正直な気持ちを捨て、多少の嘘も織り交ぜて面接を突破していくことを考えましょう。
まとめ
面接で正直な回答が出来ないことに悩んでいた人は多いのではないでしょうか。
しかし、茶番だという前提で面接という場を考えると、凄く気が楽になりませんか?
私は面接は茶番であるという事実に気づいてから、企業が欲しがりそうな優等生な回答のみを考えるようにし、自分の気持ちは二の次にすることが負担ではなくなりました。
皆さんも面接で悩んだら普通の人になりきるようにし、面接官ウケのいい人を演じるように頑張っていきましょう!