あなたの職場には、生活残業をしている人はいませんか?
明らかに定時で終わる量の仕事なのにも関わらず、毎日毎日数時間残業して残業代を稼ぐ・・・。
定時までに頑張って仕事終わらせてる自分が凄い損した気分ですよね。
この記事では、生活残業をする人がいた時、自分はどうすれば良いか?ということをお伝えしていきます。
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生活残業とは?
生活残業とは、残業代を稼ぐために定時後も会社に居続ける事を言います。
例えば、同じ量の仕事をAさんとBさんがやっていたとして、
Aさんは定時内で仕事を終わらせる
Bさんはわざとゆっくり仕事をして、月50時間の残業をして終わらせる
という状態の場合、同じ量の仕事にも関わらずBさんは50時間分の残業代を得ることが出来ます。
これだけ見ると、AさんとBさんどちらが優秀かと言われるとAさんですよね。
でも悲しいことに、日本企業ではBさんの方が評価されているケースは結構あります。
何故なら、遅くまで会社に残っている人=仕事を頑張っている人と考えている上司は結構多いからです。
年収を上げたいなら生活残業するより自己啓発すべき
ちなみに私は基本的に生活残業しません。
何故なら、生活残業をするのはお金をもっと稼ぎたいからですよね?
それならば、定時で帰って浮いた時間に年収を上げるための努力をした方がはるかに効率的だからです。
⇒年収を上げたいなら、「残業時間で稼ぐ」という考え方はやめるべき
ただ、生活残業をする人の気持ちは理解しています。
生活残業をする人って、基本的に倫理観ではなく損得勘定で動いているんですよ。
例えば家帰っても居場所がなく、また家のローンで月々の生活費が厳しく遊ぶお金がないCさんがいたとしましょう。
Cさんからすると、定時内で頑張って仕事を終わらせて家に帰っても損でしかないわけです。
早く帰っても損、残業代が稼げないことも損。それならば会社で生活残業したほうが得だと考えるわけですね。
なので、個人的には生活残業している人が悪だと思ってません。人間は基本的に損得勘定で動く生き物ですから。
勝手にすればいいんじゃない?と思ってますw
ただ、上司が生活残業をしている人を評価しているなら話は別です。
上司がどちらのタイプなのか?
上司は大きく分けると、2つのタイプに分かれます。
1.論理的に考えるタイプ
2.感情的に考えるタイプ
論理的に考える上司の場合
論理的に考えるタイプであれば、生活残業している人は仕事が出来ない人だと考えます。
何故なら、
会社に不必要に残る⇒残業代を支払わなければいけない⇒会社にとっては不要な支出が増える⇒会社にとって不利益になる
と考えるからです。
そのため論理的に考える上司の場合、生活残業している人は全く評価されないので、年収も上がっていきません。
結果的に定時で上がる人の方が評価され、年収は上がっていきます。
このパターンならOKですね。
感情的に考える上司の場合
このパターンが厄介です。
感情的に考える上司の場合、定時上がりの人を見て、
・みんなが頑張っているのに、一人先に帰っちゃう人
・仕事量が少ない人
・楽をしたがる人
等と考えます。
そうなると、同じ仕事量でも定時上がりしている人が評価されず、生活残業している人が評価されるという、最悪な事態が発生します。
ちなみに日本企業ではこのケースは結構多いです。
ちなみに私の上司は感情的に考えるタイプですw
私は今の会社を退職するつもりなので今更評価などどうでもいいのですが、バカな上司にうんざりしていたのも事実です。
⇒やっぱり大企業には頭良い人が多いし、中小企業はバカが多い?
あなたは上司のタイプによって態度を変えれば良い
さて、この記事を見ているあなたがどうすればいいかと言うと、上司によって態度を変えるのが正解です。
論理的に考える上司である場合、生活残業をしている人は評価されません。
よって年収も上がって行きづらくなりますし、役職もつかないでしょう。
そうすれば結果的に、あなたの方が生涯年収では多く稼ぐことになります。
であれば、生活残業している人はほっとけばいいと思いませんか?
一方、感情的に考える上司だった場合の正解な行動は、あなたも生活残業することです。
生活残業をすることによって会社からの評価も上がり、残業代も増えるわけですから、この場合にとるべき行動は生活残業をすることです。
ただし、どうしても生活残業をすることが嫌な人は、部署異動を申し入れるか転職活動をするか、どちらかをするしかないです。
だって、諸悪の根源は生活残業を評価している上司なわけでしょ?
「上司が生活残業している人を評価している!これは不当だ!」なんて言っても、上司からしたら「は?生活残業してる人を評価してるつもりなんてねーよ」ってなるだけです。
なので、残念ながら自分が異動するしかありません。
ちなみに私は感情論型の上司でしたが、転職活動することを選択しました。
あなたも転職活動に興味があれば、一度転職サイトに登録してみるのはいかがでしょうか?今は売り手市場なので、今より良い待遇の会社が見つかる可能性は高いと思います。