【IT業界】SEの転職で有利になる"資格"と"難易度"一覧

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IT業界での転職を目指すSEの皆さんは、資格取得を検討されている方も多いと思います。

転職において最も重視されるのは、資格よりも経験です。しかし、技術力や潜在能力の証明に使えるので、資格はあるとプラスになります。

 

そこで、今回はIT系の有利になる資格と難易度について一覧をまとめました。

難易度の目安

資格の難易度は、以下の表の偏差値と平均勉強時間で目安としてください。

偏差値 勉強時間 同等レベルの難易度の資格
70~ 8000時間~ 医師(国立)、裁判官
65 5000時間 公認会計士、弁理士、医師(私立)
60 2000時間 中小企業診断士、不動産鑑定士
55 1000時間 薬剤師、2級建築、TOEIC800、簿記1級
50 250時間 TOEIC600、簿記2級、保健師、宅健
45 100時間 危険物甲、2種電気工事士、2級土木施工管理技士
40 30時間 普通自動車免許

 

つまり、偏差値50クラスの資格を取得しようとしたら、250時間程度の勉強時間が必要になるということです。

 

未経験からIT業界を目指す場合

未経験からIT業界を目指す場合は、ITリテラシーの高さを証明し、且つ認知度の高い資格を取るのがオススメです。

そのため、知名度抜群でそれなりに資格の価値が高い国家資格取得を目指しましょう。

 

基本情報技術者

IT系の会社に就職したい大学生や専門学生が目指す定番資格です。

学生やIT業界未経験の人は、とりあえずこの資格持ってればある程度評価されます。

難易度としては簿記2級や宅建と同レベル程度です。

※偏差値:50/勉強時間:250時間

 

応用情報技術者

基本情報を取得して、さらに余裕がある人はこの資格も取っておきましょう。

IT業界未経験の人だとかなり難易度は高いですが、持ってればかなり評価される資格です。

資格手当を出している会社も多く、持っているだけで月給が5000円~1万円増えたりします。

※偏差値:53/勉強時間:400時間

 

インフラ系エンジニアが取りたい資格

ネットワークやサーバ等、インフラ系の技術者が持っておきたい資格は以下になります。

技術力を推していきたいならベンダー系資格、汎用的な知識を推していきたいなら国家資格を取得するのがオススメです。

 

Cisco Certified Network Associate(CCNA)

Cisco社が出している、ベンダー系資格です。

ネットワーク系資格の登竜門的な資格で、基礎的なネットワーク知識を証明出来ますし認知度も高いです。

ネットワークエンジニアとして生きていきたい人は、まずはこの資格を目指していきましょう。

※偏差値:52/勉強時間:300時間

 

Cisco Certified Network Professional (CCNP)

CCNAの1ランク上の資格です。この資格を持っていればネットワークに関する知識はかなり高いと評価されます。

CCNAを取得した人は、次はこの資格を目指していきましょう。

※偏差値:55/勉強時間:1000時間

 

Cisco Certified Internetwork Expert (CCIE)

Cisco系ベンダー資格の最上位にくる資格です。

評価はかなり高く、この資格を持っているだけで大体の企業に余裕で入れます。

ただし難易度はかなり高いので、転職活動のために取るというのはオススメしません。人生を削るほど相当な勉強時間が必要になりますので。

※偏差値:62/勉強時間:3000時間

 

ネットワークスペシャリスト

応用情報処理技術者の1ランク上に来る国家資格です。

こちらも認知度は高いですし、Cisco系資格に比べると受験費用が安いので、こちらを目指すのもアリだと思います。

難易度としてはCCNPよりやや上程度です。

※偏差値:58/勉強時間:1500時間

 

Linux Professional Institute (LPIC) level2

NPO法人「LPI」が行っている、国際的に認められたLinux技術者認定資格です。

サーバエンジニアは目指しておきたい資格です。

※偏差値:51/勉強時間:270時間

 

Linux Professional Institute (LPIC) level3

LPIClevel2の上位資格です。

難易度はlevel2よりかなり高いです。

※偏差値:57/勉強時間:1400時間

 

MCSA(Microsoft Certified Solution Associate)

マイクロソフト製品に対する知識と技能を見る資格です。日本国内でも割と人気な資格で、有資格者数とホームページで公開しているIT企業も多いです。

LPICと並び、サーバーエンジニアが目指しておきたい資格の一つです。

※偏差値:55/勉強時間:1000時間

 

MCSE(Microsoft Certified Solution Expert)

MCSAの上位資格です。

難易度は高く、3年ごとに再認定試験を受験する必要があります。

※偏差値:57/勉強時間:1400時間

 

開発系エンジニアが取りたい資格

開発系エンジニアが取りたい資格は、以下になります。

開発系エンジニアはインフラエンジニアに比べ、資格よりも経験が重視されやすい傾向はあるようです。

最も知名度が高くオススメなのがOracle系の資格です。

 

Oracle Master Silver

オラクルマスターはオラクル社の製品を扱えることを証明するベンダー資格です。

オラクル社は世界的なシェアを誇る「Oracle Database」というソフトウェアを販売しており、開発にSQLは必須のため、この資格を目指すエンジニアはかなり多いです。

上位の資格を目指すためには、下位の資格を取得する必要があり、例えばSilverを受けるためにはBronzeの資格を取得する必要があります。

※偏差値:48/勉強時間:200時間

 

Oracle Master Gold

Ocacle Silverの上位資格です。

取得難易度はSilverよりかなり高くなり、スペシャリスト資格と同レベルになります。

※偏差値:57/勉強時間:1400時間

 

Oracle Master Platinum

Oracle系資格の最上位資格です。ここまで来ると社内外から評価され、引く手数多のエンジニアになることが出来ます。

ただしやはり難易度は相当高いため、目指すのであれば人生の貴重な時間を削る覚悟が必要です。

※偏差値:62/勉強時間:3000時間

 

ITコンサル、プロマネ系の資格

技術者というよりも、プロジェクトの管理やITのコンサルタントを目指す人がとっておきたい人は以下になります。

最上流の部分なため、やはりどれも難易度はかなり高めです。

ベテランのSEが目指す資格のようですね。

 

システムアーキテクト

IPAが出している国家資格です。PGやSEからステップアップして、システム開発の上流工程管理を目指す人のための資格です。

プロジェクトマネージャを目指す人が目指す資格です。

※偏差値:60/勉強時間:2000時間

 

プロジェクトマネージャ

こちらもIPAが出している国家資格です。

プロジェクトマネージャとしてプロジェクト全体の適切な判断を下すための知識が問われる資格です。

こちらも難易度は高いです。

※偏差値:61/勉強時間:2400時間

 

ITストラテジスト

こちらもIPAが出している国家資格です。

ITコンサルタントを目指すための資格で、IT系資格の中で最難関の資格と言われています。

かなり難しいので、趣味レベルでITが好きな人じゃないと目指せない資格です。

※偏差値:63/勉強時間:4000時間

 

その他の資格

その他IT系技術者が持っておいて評価されやすい資格をご紹介します。

IT系以外にも様々な資格はありますが、最も転職で役に立ちやすいのはTOEICです。

現在はグローバル案件が増えてきているため、英語を使えるエンジニアはかなり重宝されるようです。

また大手の企業では昇進の条件にTOEICの点数が課せられているところも少なくないです。

 

TOEIC 600点

基本レベルの英語力を証明できます。

学生が持っていれば就活ではそこそこの評価を受けることが出来ます。

※偏差値:50/勉強時間:250時間

 

TOEIC 700点

中級レベルの英語力の証明になります。

このレベルから、会話能力の有無について聞かれることが多いです。

転職の歓迎要件にも700点以上としている企業は結構多いです。

※偏差値:53/勉強時間:500時間

 

TOEIC 800点

上級レベルの英語力を備えていると評価されます。

このレベルでは即戦力でビジネス会話が出来ることを期待されます。

なので点数とともに会話力も求められるケースも多いです。

※偏差値:57/勉強時間:1400時間

 

TOEIC 900点

ネイティブレベルの英語力を備えていると評価されます。

転職では英語力をかなり評価されます。即戦力でグローバル案件を任されることも多いでしょう。

※偏差値:60/勉強時間:2000時間

 

資格は転職には有利になりやすいが、過信はしすぎないようにする

IT業界のSEが取得を目指したい資格を一覧にしてまとめました。

資格は持っていれば転職にプラスになり、評価をされることは間違いありません。

ただし、過信をし過ぎないよう注意は必要です。

 

頑張って資格をとったのに、思ったより評価されなかったということはありがちな話です。

転職市場では資格より、経験が優先されるということは肝に銘じておきましょう。

 

その他も含む<IT系資格一覧>

偏差値 資格名
63 ITストラテジスト
62 システム監査技術者、Oracle Platinum、CCIE
61 プロジェクトマネージャ
60 ITサービスマネージャ、システムアーキテクト、OCJ-EA
58 スペシャリスト(ネットワーク、データベース)、RHCE
57 スペシャリスト(エンベデット、情報セキュリティ)MCSE、MCSD、LPIC Level3、OCSecA、OCJ-D、Oracle Gold
56 RHCT、PMP、CISA、CISSP
55 MCSA、CCNP、ITILマネージャ(V2)
54 XML Professional、MCITP
53 応用情報技術者、UML-advanced、VBAエキスパートプロフェッショナル、MCPD、UMTP-L3、
52 OCNA、OCJ-WC(J2EE1.4)、OCJ-BC(1.5)、公認情報セキュリティ監査人
51 LPIC Level2、OCJ-P Gold
50 基本情報技術者、OCJ-WC、OCJ-BC、OCJ-WS、OCJ-MA、P検1級、UML-intermediate
49 CCNA、OCJ-P Silver、.Com Master☆☆、UMTP-L2、MCTS、Security+、Project+、SEA/J応用テクニカル、SEA/J応用マネジメント、ITIL intermediate
48 Oracle Silver、P検準1級、OCSA、日商PC(文書、データ)1級、CCENT
47 MCP、LPIC Level1、Linux+、Server+
46 MCA Master、Oracle Bronze、XML Basic、OCJ-A、UML-fundamental、Network+、J検PG認定、J検SE認定、SEA/J基礎
45 MCA、MTA、MOT、A+、UMTP-L1、VBAエキスパートスタンダード
44 P検2級、.Com Master☆、ITコーディネータ、ISMS審査員補、ITSMS審査員補
43 J検情報活用1級
42 ITパスポート、ITILファンデーション(V2)、ITIL V3 Foundation
41 VBAエキスパートベーシック、MOSマスター
40 J検情報活用2級、IC3、日商PC(文書、データ)2級
39 MOS Expert、MOS Specialist(Access)
38 MOS Specialist(Access以外)

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