年収を上げるために、「残業代で稼ぐ」という思考になっている人はいませんか?
実はその思考、年収を上げる事とは逆行している危険な行動です。
具体的にご説明します。
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残業代で稼げる金額なんてたかが知れている
まず、残業代で稼げる金額なんて大したことありません。
仮に、残業代の単価を1時間1,500円とします。
この場合、30時間残業したとしても、月に支払われる残業代は45,000円です。
確かに、若い間の45,000円という金額は大きく感じるかもしれません。
しかし、その分"30時間"という時間を確実に失っているのは間違いありませんよね。
この30時間と45,000円を比較した時、私は30時間の方が価値が高いと感じます。
残業している時間で、年収を上げるための自己啓発をしよう
では年収を上げるためにどうすればいいのか?と言うと、
残業に充てていた30時間を、自己啓発に使うことが正解です。
ちなみにここで言う自己啓発とは、年収を上げるために必要な自己啓発です。
具体的には以下のような項目が挙げられます。
高難易度資格を取るための勉強時間にする
語学の勉強時間にする
転職活動の時間にする
最初の2つは、「自分の市場価値を高める」ための行動です。
どこの会社からも必要とされるような「市場価値の高い人材」は自然と年収が上がっていきます。
市場価値の高い人間になれば、「転職」で年収100万、200万アップは簡単に実現できます。
結果、残業代でちまちま稼ぐよりも効率的に年収が上がっていることに繋がるわけです。
3つ目の「転職活動の時間にする」では、転職活動をすることで面接慣れをするとともに良い求人を見逃さないことにつながります。
面接スキルは基本的に数をこなすことで上がっていきますし、自分の経歴にマッチした求人というものもいつ出てくるか分かりません。
転職サイトに登録して定期的に新着求人をチェックするだけでも、無駄な残業をするより年収アップに繋がると思います。
⇒転職活動を開始すると決めたら、まず始めに転職サイトに登録しよう
残業代で稼ぐのは、40を過ぎてからでいい
これは私は昔から思っているのですが、残業代で稼ぐのは40歳を過ぎてからでいいと思います。
理由は2つあります。
1.20代の時間と、40を過ぎてからでは、時間の価値が違う
1つ目の理由は、20代に過ごす時間はかなり貴重ですよ!ってことです。
個人的には働きづめの毎日を送るより、仕事をきっちり定時で終わらせて定時後は仲間と遊びに行ったり、恋人と過ごしたりする時間を送っているほうが有益に感じます。
そんなことが出来るのも若いうちですので、20代のうちにただ仕事だけしていて終わったという人を見ると、もったいないなと思ってしまいます。
だって、20代くらいですよ?色んな友達と旅行に行ったり、合コンとかしたり出来るのは。
40代や50代になって同じことは出来ません。何故なら周りはみんな結婚してたりしますし、そもそもモテませんからね・・・w
2.残業単価が違う
2つ目の理由は、そもそも残業単価が違うということ。
若いうちは基本給が安いので、残業代も1,500円前後あたりの人が多いと思います。
しかし、多くの会社では基本給は歳を重ねるごとに増加していきます。
40を過ぎる頃には残業単価3,000円を超えている会社も珍しくないでしょう。
でも、理由1.で説明したように20代のほうが時間価値は高いです。
つまり、高い代償を使って、安い残業代しかもらえてないということにつながっています。
これって、物凄く損しているような気がしませんか?
明日から生活残業はやめよう
残業することを前提としている会社員は多く存在します。
生活残業で残業代で稼いで喜んでいる会社員も多く存在します。
でも、それって本当に「お金を稼ぐ」という目的に適した行動でしょうか?
実はそれは効率の悪い行動なのかもしれません。あと生活残業してたら周りから嫌われたりするデメリットもあります。
⇒生活残業は迷惑?あなたがすべきことは、上司によって態度を変えること!
SEたるもの、残業代でチマチマ稼ぐなんてセコいことはやめて、市場価値の高い人材になる⇒基本の年収を上げていくことを目標に考えましょう。